悲しみの恋人達 'Cause We've Ended As Lovers [Jeff Beck]
『ギター殺人者の凱旋』には、そのLPタイトルとは余りにも似つかない「悲しみの恋人達」と邦題がつけられた曲があります。原題がちょっと覚えにくい英語のためか、日本では邦題で呼ばれることが多いのではないでしょうか。この邦題はいいですよねぇ。

『ギター殺人者の凱旋』からは、アメリカとイギリスでは先行シングルとして「分かってくれるかい(You Know What I Mean)」(これも邦題がつけられていました)が発売されましたが、日本では「悲しみの恋人達」が注目を集め、間近に迫っていた1975年8月の来日記念盤としてシングルカットされました。確かに日本人好みのメロディです。B面は共通で「She's A Woman」。
ご存知の通り作曲はStevie Wonder。「迷信」の発表、およびシングルの発売でちょっと問題が起きてしまったため、改めてStevieから提供されたと言われます。オリジナルはStevieの元妻だったSyreetaの2枚目のアルバム『Stevie Wonder Presents Syreeta』収録で、1974年6月、つまり『ギター殺人者の凱旋』の1年前に発表されたものです。これはSyreeta自身の作詞で歌われたものでした。

『Stevie Wonder Presents Syreeta』というLP、日本盤が全く見つからないのですが、「'Cause We've Ended As Lovers」の邦題はその時につけられたのではないかと推測しています。妄想かもしれませんが、実物を見て確かめたいものです。
『ギター殺人者の凱旋』のアメリカ発売が1975年5月(3月という説もあり)ですが、同年5月、Syreetaは「Harmour Love」のB面としてこの「悲しみの恋人達」をシングルカットします。LPの発売から1年近く経っていますから、「迷信」事件があったにも関わらず、Jeffのカバーを意識した発売だったのか? ちなみにSyreetaのバージョンでギターを弾いているのは、後にソロデビューもするMichael Sembelloです。手に入れるのはちょっと難しいのですが、原曲を聴くとJeffのアレンジセンスの良さが改めて理解できるので、見かけたら買ってみてください。
画像は静止画ですが、YouTubeに音源がありましたのでお聴きください。
英語が得意な方、歌詞、聴き取れますでしょうか?
『Stevie Wonder Presents Syreeta』のプロデューサーはもちろんStevieなのですが、当時は既に離婚から1年以上が経過していて、どのような「関係」で二人は仕事をしたのでしょうか。そういう状況で「'Cause We've Ended As Lovers」という歌詞を書いて歌うというのはなかなか辛辣な状況だと思いませんか? 直訳だと「恋人同士で私たちが別れた理由は…」となるでしょうか。アメリカ盤、CDには歌詞が載せられていませんでしたから、歌詞を確かめるためにも日本盤が欲しいのです。
***補足追加:探してみたらネット上に歌詞が見つかりました。[こちら]
Syreetaは残念ながら2004年に亡くなったのですが、翌年、Eric Claptonが彼女への追悼の意を表して『Stevie Wonder Presents Syreeta』1曲目の「I'm Going Left」を『Back Home』で取り上げています。ギタリスト二大巨頭からカバーされるということは非常に稀なケースだと思います。このClaptonバージョン、あまり知られていないようですが5.1chが抜群にカッコいいのです。

『ギター殺人者の凱旋』からは、アメリカとイギリスでは先行シングルとして「分かってくれるかい(You Know What I Mean)」(これも邦題がつけられていました)が発売されましたが、日本では「悲しみの恋人達」が注目を集め、間近に迫っていた1975年8月の来日記念盤としてシングルカットされました。確かに日本人好みのメロディです。B面は共通で「She's A Woman」。
ご存知の通り作曲はStevie Wonder。「迷信」の発表、およびシングルの発売でちょっと問題が起きてしまったため、改めてStevieから提供されたと言われます。オリジナルはStevieの元妻だったSyreetaの2枚目のアルバム『Stevie Wonder Presents Syreeta』収録で、1974年6月、つまり『ギター殺人者の凱旋』の1年前に発表されたものです。これはSyreeta自身の作詞で歌われたものでした。

『Stevie Wonder Presents Syreeta』というLP、日本盤が全く見つからないのですが、「'Cause We've Ended As Lovers」の邦題はその時につけられたのではないかと推測しています。妄想かもしれませんが、実物を見て確かめたいものです。
『ギター殺人者の凱旋』のアメリカ発売が1975年5月(3月という説もあり)ですが、同年5月、Syreetaは「Harmour Love」のB面としてこの「悲しみの恋人達」をシングルカットします。LPの発売から1年近く経っていますから、「迷信」事件があったにも関わらず、Jeffのカバーを意識した発売だったのか? ちなみにSyreetaのバージョンでギターを弾いているのは、後にソロデビューもするMichael Sembelloです。手に入れるのはちょっと難しいのですが、原曲を聴くとJeffのアレンジセンスの良さが改めて理解できるので、見かけたら買ってみてください。
画像は静止画ですが、YouTubeに音源がありましたのでお聴きください。
英語が得意な方、歌詞、聴き取れますでしょうか?
『Stevie Wonder Presents Syreeta』のプロデューサーはもちろんStevieなのですが、当時は既に離婚から1年以上が経過していて、どのような「関係」で二人は仕事をしたのでしょうか。そういう状況で「'Cause We've Ended As Lovers」という歌詞を書いて歌うというのはなかなか辛辣な状況だと思いませんか? 直訳だと「恋人同士で私たちが別れた理由は…」となるでしょうか。アメリカ盤、CDには歌詞が載せられていませんでしたから、歌詞を確かめるためにも日本盤が欲しいのです。
***補足追加:探してみたらネット上に歌詞が見つかりました。[こちら]
Syreetaは残念ながら2004年に亡くなったのですが、翌年、Eric Claptonが彼女への追悼の意を表して『Stevie Wonder Presents Syreeta』1曲目の「I'm Going Left」を『Back Home』で取り上げています。ギタリスト二大巨頭からカバーされるということは非常に稀なケースだと思います。このClaptonバージョン、あまり知られていないようですが5.1chが抜群にカッコいいのです。
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はじめて書き込ませていただきます。
cause we've ended as loversで検索して辿りつきました。
この曲、ジェフ・ベックの演奏はカヴァーでスティーヴィーワンダーが作った曲だということは知っていたのですが、そのオリジナルを聞いたことがありませんでした。
歌入りだとは思ってもみませんでした!
で、すいません、勝手ながら私の記事にリンクさせていただきました。トラックバックもさせていただきましたのでよろしくお願いいたします。
by rollingman (2009-12-18 04:55)